トップマネジメント研究会を開催しました!!
12月のトップマネジメント研究会(管理者教育)は、本社みなとみらいにて開催しました。
VUCAの時代についての危機意識と審美眼を磨きながら、マネジメントを行っていくことの重要性を学びました。
今回のテーマである『マネジメント』の学びに入る前に、米山社長よりその前提である運営や経営、さらに経済活動まで関連していることを図解して頂き、管理者一人ひとりが経済活動をしている意識、社会の問題解決に取り組んでいる意識を持つこと、ひいては横浜市のSDGs(Y-SDGs認証)を取得し、SDGs(持続可能な開発目標)という国際的な取り組みにも関わっている意識を持つことを確認しました。
今回のテーマである『マネジメント』に関して、社会生態学者という肩書きで数多くの有名経営者も魅了し影響を与えている ”P・F・ドラッカー”氏の著書より学習。ドラッカーの定義するマネジメント ”組織に成果をあげさせるもの”というたった13文字に集約された意味を理解するため、ひとつひとつの言葉の意味をひも解きました。
まずは『組織』。
現代社会においては、企業・学校・病院・・・というようにいたるところに組織が存在しており、私たちの社会や生活において切り離せないほどに影響を受けていること。また組織が成立する3要素(①コミュニケーション②貢献意欲③共通目的)があり、1つでも欠けると組織は消滅してしまうことを「石を動かす人々の行為」という例文を参考に理解を深めました。組織とは、”協働のために意図的に調整された複数の人間からなる行為のシステム”ということを学び、組織には『協働』というキーワードがあり、そこにポイントがあることを学びました。
次にドラッカーのマネジメントの著書を使用し、●マネジメントとは何か ●マネジメントの課題 ●組織の使命を知る ●企業の使命を知る ●企業の使命から顧客の創造へ を組織行動学やHRMを学術的に学ばれた上での米山社長の実体験や今施設で起きている実情に合わせた具体的なエピソードを交えて分かりやすく説明して頂きました。
最後に本日の学習のリフレクションとして、グループワークにて、組織に成果をもたらすKFS(重要成功要因)は何かを、チーム毎に形にし発表しました。管理者の発表内容には、本日の学びの要素と今まで学んできた内容を織り交ぜ、理念の浸透、サービスプロフィットチェーン、エフェクチュエーション、オプティマイゼーション、ニーズの把握、モチベーション、ホスピタリィマインド、サーバントリーダーシップ、人間性・社会性の追求、5S・あいさつ等からロイヤリティ(顧客の愛顧客化)へ繋げ、最後はゴーイングコンサーンまで、見やすくまとめ分かりやすく発表。さらにその発表に対して、肯定的な意見や質問なども活発に行われ、さらに理解度を深めました。
SDGsの理念に賛同し、上記のような研修を実施することにより、より良い人材を育成し社会への貢献を通じて、持続可能な世界を実現する為の活動を推進して参ります。